第28回「巨人の肩にのる」相佐有里さん(明治大学専門職大学院 16期)

*藤岡先生との出会い

私にとって、藤岡先生との出会いは2015年に藤岡先生の著書『タイビジネスと日本企業』を書店で見つけて購入した時から始まりました。当時タイで開発中の商品のコストダウンが思うように進まず、書店でこの本を目にしてとっさに購入しました。本には藤岡先生はタイのチェラロンコン大学サシン経営管理大学院在籍と記載されており、ご指導いただくことは諦めておりました。その後、明治大学専門職大学院で教鞭をとられていると知り、早速明治大学を受験しました。


*感銘を受けたフレーズ

「巨人の肩にのる」。これは、藤岡先生のお話の中で、私の世界観を変えたフレーズの1つです。「巨人の肩」とは「先人の知恵」と置き換えることができ、学者が時間をかけて考え出してきた事を本や授業で学ぶことで、その肩に上っていくという意味です。そして「その肩の上から見た風景は、今とは全く違うものが見える」と藤岡先生はおっしゃいました。自分が今、これら先人の貴重な知恵を学ぶことができる立場にあることが、なんと幸運なのだろう、全力で学ぼうという決意に至りました。


*今後の決意

今まで、ただがむしゃらに「お客様との価値共創」のみを考えて仕事をしてきました。

藤岡先生にお会いし、「社会のために持続可能な価値共創」という広い視野での目的意識をもって、事業を創造していきたいと考えるようになりました。藤岡先生や瀬古様、紫藤会の皆様との出会いに感謝し、自分のできることを一つ一つベストを尽くして取り組んでいきたいと思います。


明治大学専門職大学院グローバル・ビジネス研究科

16期 相佐有里

紫藤会

学問は人の幸福に資するものではなくてはならない。 幸福とは何か?美しさとは何か? 経営学の可能性を信じて御茶ノ水から世界へ。

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