第46回「学ぶ機会を与えられたものとしての役割を⾃覚すること」福⼭ 敬さん(国内IT企業)

● 藤岡先⽣との出会い 
NUCB で開講された「Leading Global Business」を受講し、ご指導いただいたことが藤岡先⽣との出会いです。
第⼀印象は「相互理解」という意味でのコミュニケーションを⾮常に⼤切にされている先⽣、という印象を受けました。講義では、戦略やフレームワークの表⾯的なお話だけではなく、根底に流れている歴史や考え⽅とあわせて、哲学やホリスティックというリベラルアーツの⼤切さも改めて学ばせていただきました。藤岡先⽣の情熱や凄みと同時に、学問の深淵を肌で感じる⽇々でした。

● 感銘を受けた⾔葉
特に印象に残っている⾔葉は下記の 3 つです。
1. 学ぶ機会を与えられたものとしての役割を⾃覚すること
2. 将来を予測することではなく、どうありたいのかを⾃分で決めること
3. ⾃分達は社会に対して何をやっていくのか、どうしたいのかを考え続けること

社会に対して「ひとりの⼈間の⼒」はあまりにも⼩さな存在かもしれませんが、「know-how」ではなく「being」を考えて世界を想像し続ける、考え抜く⼒を醸成すれば、⾃分⾃⾝の半径 10 メートルから始まり、ひいては⾃分が属する組織の枠組みを超えて世界を変えられる可能性が⾼まるんだ、という⼒強いメッセージを受け取りました。

● 今後の決意・抱負
藤岡先⽣の講義の中で何度か論語のお話が出てきたのですが、フランシス・ベーコンが遺した「知は⼒なり」という⾔葉を思い出しました。物事にあたる姿勢として、思考停⽌にならないようにアンテナを張り続け、常に考えることを放棄せず正⾯から向き合い、理論やロジックに頼りすぎることなく、⾎の通った判断・背⾻のある意思決定を⾏いながら、社会に対して少しでも何かを還元できるよう取り組んでまいります。

0コメント

  • 1000 / 1000