第7回「それは"彼ら"のためになっているか」鈴木一央さん(andAsia㈱)
■藤岡先生との出会い
早稲田ビジネススクール在学中、サシン経営大学院に留学した際にご縁があってお会いしました。定期的な勉強会やプレゼンの機会をいただくなど、学術・実利ともに役立つご指導をいただきました。
■藤岡先生から感銘を受けたフレーズ
お会いした当時、私は修士論文の執筆テーマに頭を抱えている状況でした。ただパスするための論文ではなく次のキャリアや自分自身が取り組みたい内容にしたいと欲張った結果、漠然としたテーマはあるが腹落ちしていない状態でした。
悩んだ末、一度藤岡先生にテーマをぶつけて率直なご意見をいただこうと、自分のやりたいこと・テーマをご相談しました。私の意見を咀嚼していただいたうえで「これは誰のためで、それは"彼ら"のためになっているか」とアドバイスをいただきました。
この言葉で、欠けていたピースが埋まった感覚でした。この事柄で結局、どんな貢献ができるのか、何を成し遂げられるのか。バラバラにあった数字が一つの数式に収まるようなイメージでした。
藤岡先生は、人のためなら惜しみなく自分のリソースを使い切る方。謙虚であり、芯の熱い方。私は藤岡先生から物事を考えるモノサシをいただいたと思います。
今では、私は仕事で一呼吸おいて自問するようにしています。「それは"彼ら"のためになっているか」。
■自分の決意
現在は前職の経験を活かしコンサルタントとして従事しています。藤岡先生から学んだ多くのことを活かし、自己研磨しながら少しでも日本内外の企業成長と地域社会に貢献できればと考えています。
(サシン経営大学院35th Anniversaryにて。苦楽を共にした川島氏(マンチェスタービジネススクール)と)
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