第99回「自分が何をしたいのかよく考えることが大事」井鳥聖也さん()

1. 藤岡先生との出会い

明治大学グローバル・ビジネス研究科のケース部勉強会ではじめて藤岡先生にお会いしました。ケース課題の戦略について、「他のチームが提案しないような戦略を提案すべきか」と質問したところ、「他のチームのことは気にせずに、自分が何をしたいのかよく考えることが大事」とご指導を受けました。その後、「戦略とマネジメント・コントロール・システム」を受講させていただき、サバティカルのご予定がある中、無理を言ってゼミに入室させていただきました。現在も藤岡先生との出会いから一貫して「自分が何をしたいのか」を考えながら修士論文のご指導を受けております。

2. 感銘を受けた言葉

講義やゼミでご指導いただく中で、多くの言葉に感銘を受けてきました。なぜこんなに感銘を受けるのかうまく言語化できないのが残念ですが、藤岡先生の持つ熱意や独特の魅力に起因するのかもしれません。多くの言葉の中でも最も感銘を受けたのは、「何が正しいのかではなく、どうしたいのか」という言葉です。自然科学は再現性のある法則で成り立っているので正解がある問題も多いですが、経営学などの社会科学は正解がない問題が多いため、他律的ではなく自律的に考える重要性を感じております。自分がやりたいことが明確であればルールを変えることも必要だと思います。

3.今後の決意

私は現在30代後半なので人生を80年とした場合、ジャネーの法則によると人生経過率は80%程度、残りの人生は約20%しかありません。残りの人生を悔いなく過ごすために、自分が本当に何をしたいのかを改めて見つめ直し、現状と将来のありたい姿のギャップを一歩ずつ埋めていきたいと思います。


紫藤会/SHITOKAI

学問は人の幸福に資するものではなくてはならない。 幸福とは何か?美しさとは何か? 経営学の可能性を信じて御茶ノ水から世界へ。

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