第85回「取るべきリスクを取る」小松良太さん(外資系医療機器メーカー(Medtronic Plc)勤務)

【藤岡先生との出会い】

藤岡先生と初めてお会いしたのは明治大学専門職大学院グローバル・ビジネス研究科へ入学後の前期、「新興国市場のマネジメント」という授業です。

実は入学以前より大学や紫藤会のホームページで藤岡先生のご講演活動やご略歴を拝見し、入学後は藤岡先生の授業を必ず受講したい!と思い、初回の授業に勇んでお伺いしました。

しかし、その時に藤岡先生の学びの姿勢に関するお話がぐさりと心に刺さり、前期は経営等の基礎授業を受講してしっかり準備をし、その上で先生の授業を受けたいと思い直した結果、前期授業の履修を改め、後期授業からご指導いただきました。そしてタイへのフィールドワークにも参加することが出来、藤岡ゼミへのご縁をいただき今に至ります。

現在、ゼミでのご指導ももちろんですが1年越しに前述の前期授業も履修させていただき、多くの学びをいただいております。


【感銘を受けた言葉】

過去のページで紫藤会の諸先輩方が記されている感銘を受けた言葉を拝読させていただき、そのお言葉ひとつひとつが、自分自身が聞いた日を昨日のことのように思い出されるほど、先生の言葉は私の心にとどまっています。

中でも、自分自身が常に意識しているフレーズは“取るべきリスクを取る。”です。

“リスクマネジメントはリスクを避けるのではなく、コントロールしながら取るべきリスクを取る。” リスクを避けるように行動するのではなくリスクを認識し、その上で自分自身がそのリスクを選択するということは、予測できる失敗(リスク)を明確にし、リターンだけでなく様々な視点から物事を進めていく視点を得ることにも繋がります。

失敗から学び、ピンチをチャンスに変えていくことというのは仕事だけのことではありません。藤岡先生からご教授いただく言葉にはビジネス以外にも通ずることも多く、人生を歩んでいく上での試金石となっております。


【今後の決意】

ビジネススクールに身を置き、藤岡先生と出会い、学ぶ機会をいただけたことに大変感謝しております。これまでの社会人生活では出会わなかった人々、機会、視点、世界に触れ、視界が大きく開けました。所属企業へ学びを還元するだけでなく、社会貢献も意識し、紫藤会の皆様との出会いも含めまして感謝の気持ちを忘れずに、卒業後も残りの人生をかけて学びを継続していこうと強く願っております。


紫藤会

学問は人の幸福に資するものではなくてはならない。 幸福とは何か?美しさとは何か? 経営学の可能性を信じて御茶ノ水から世界へ。

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